皆さんこんにちは、Izmaliです。
本日はBODYMAKEにおけるカロリー計算の重要性についてお話していきます。
結論から言うと、カロリー計算だけが重要ではありません。
「カロリーばっかり気にしている」
「カロリーを気にして食べているけど体が全然変わらない」
そんな方に向けての記事になります。
立命館大学理工学部卒、理論にやたらうるさい食品メーカー営業マンのIzmaliが
順を追ってご説明したいと思います。
それでは本日の目次です。
カロリー計算の方法
まずはそもそもの「カロリー」の計算方法からです。
カロリーは誰もが知っている言葉ですね。
一方でカロリーの計算方法はあまり知られていないと思います。
カロリーの計算はとても簡単です。
①P(たん白質)1g×4Kcal
②F(脂質)1g×9Kcal
③C(炭水化物)1g×4Kcal
カロリー=①+②+③
この計算式で求める事が出来ます。
脂質の高い食品を食べるとカロリーが跳ね上がります。
なので脂肪分が多いホイップクリームなどは「食べたら太るで~」と言われるのですね。
一度、コンビニスイーツの裏面表示を見て、どんなバランスで構成されているか見て頂いたら良いかと思います。
きっと脂質が多いからカロリーが高いのだと納得できると思います。
種類によって持つカロリーが異なる
PFCバランスとは
前項でも早速出てきたPFCについて詳しく解説していきます。
P(たん白質)について
PFCの「P」はProtein、すなわちタンパク質の事です。
タンパク質はマッチョが食べているサラダチキンのイメージがあると思います。
しかし、Proteinの語源はラテン語で「一番重要なもの」と言う意味。
その理由は、タンパク質は体の構成要素になるからです。
筋肉だけでなく、皮膚、髪、爪、内臓、骨など。
これらの体における重要な要素を作りだすのがタンパク質なのです。
実際、体の60%は水分、他の40%のうち15~20%がタンパク質で出来ています。
水を除く体の半分はタンパク質なのです。
たん白質、超重要
F(脂質)について
なにかと悪者にされる「脂質」。
しかし、脂質には細胞膜(細胞を覆うもの)の原料になったり、
脂肪燃焼の為に必須のホルモン生成の原料になったりします。
しかし、摂りすぎると脂肪として溜まってしまうだけです。
加えて、脂質には種類があり、体に良い脂質と体に悪い脂質が存在します。
詳しくは別の記事に記載しますが、脂質は種類を見極めて適切な量を摂取する事が大事です。
脂質は種類を選んで適切な量を摂る事が大事
C(炭水化物)について
炭水化物は脳や筋肉のエネルギー源になります。
受験の時によく、「チョコレート」を食べると良いと言われたと思いますが、
素早く炭水化物を摂取して脳にブドウ糖を与える為です。
しかし、チョコレートなどに入っている炭水化物は吸収が早く、
すぐにまた低血糖状態になって実は余計にぼーっとします。
ちなみに炭水化物も食べ過ぎると脂肪に変換して体内に貯め込んでしまいます。
原因についてはこちらの記事に詳細を記載しています。
脂質と同じで、炭水化物も種類を見極めて適切な量を摂取することが大事です。
カロリーよりも先にPFCバランスを整える
まずはたん白質の確保から
ここまで読んで頂いた方はもうお分かりだと思いますが、
カロリーよりも先に気にすべきは「たん白質」の量なのです。
マッチョになるにもタンパク質。
髪や、肌、爪など見た目を良くするにもタンパク質。
男女ともに魅力を上げるには体の構成材料のたん白質を摂取する事が最も重要なのです。
たん白質の摂取基準量
男女でたん白質の摂取基準の量を記載します。
・男性(健康の維持)=体重×1g
・男性(マッチョになりたい)=体重×2~3倍g
・女性=体重×1g
上記が推奨される数字になります。
45kgの女性がいたら、まずは45gのたん白質摂取を。
マッチョになりたい60kgの男性は120g~180gのたん白質摂取。
これって結構大変です。
典型的なダイエッターの食事をイメージすると、こんな感じで全然足りていません。
女性ダイエッターの一日の食事()内がたん白質量
・朝:スムージー、もしくはパン。(多くて5g)
・昼:サラダ、春雨スープ(おそらく2gくらい)
・間食:グミ(1g)
・夜:サラダ、コンビニ弁当(20gほど)
一般的な女性をゴリゴリの男の私が想像してみましたが、多分こんな感じでしょう。
とりあえずローカロリーの食品を摂取した結果、やっと28g。45g摂らないといけないので、半分ちょっとです。
ダイエッターの皆さんは、体の構成要素は摂取せず、エネルギー源ばっかり摂取しているのです。
ローカロリーかつたん白質不足の食事は基礎代謝を下回ります。
そうすると、必要なカロリーを自分の体を分解して生成するしかなく、筋肉などが分解され代謝低下を招きます。
上記のような極端なカロリー制限ダイエットは続くはずもなく、暴飲暴食。
代謝の下がった体に大量のカロリーが入り簡単にリバウンド。
これがカロリー神話を信じてダイエットをした方が行きつく結末です。
Izmali自身、こんなダイエットを大学時代にしていました。
結果として、体が良くなるどころか高校野球時代に付けた筋肉とおさらば。
それだけでなく、代謝も下がっているので脂肪がON。
痩せてるように見えて隠れぽっちゃりの完成・・・
今となっては笑えますが、当時は自分は一生体が変わらないと大分凹みました。
カロリー神話に囚われていた自分を責めない
カロリーにこだわってダイエットをしていた方も自分を責めないで欲しいと思います。
良くなろうとして努力する事は本当に素晴らしいことです。
僕も間違ったダイエットをしていたので、その気持ちは痛いくらいに分かります・・・
でも、今日から正しいダイエットを開始すれば挽回できるのです!
体は遺伝だけでなく、自分の意志で変えていく事が出来ます!
前を向いて一緒に頑張っていきましょう!
正しい食事法について
正しい食事法はこちらの記事に参考書とともに記載しております。
ご参考になれば幸いです。
正しい知識は体質を凌駕することを知り、正しい努力を継続すれば、自分の理想とする体に近く事が出来ます。
体が良くなると気分が前向きになり、人生が好転していきます。
Izmali自身も人生が好転したのが筋トレがきっかけです。
是非一度の人生、自分の理想の体を作っていきましょう。
本日もここまで読んで下さり有難う御座いました。
Izmali