ビジネス書

営業本はこの本だけでOK!/冨田和成「営業」

皆さんこんにちは、Izmaliです。

「営業に関する本を読んだけど、なんかしっくこない」
「書いてあることが筆者の体験であり、自分に当てはまらない」

営業という職種について、本を手に取るも正直全然いい本が無い。

先輩にアドバイスを求めるもめっちゃ抽象的で、全然参考にならない。

「営業」には変数が多すぎて、アドバイスする方も実際かなり難しい。

だから「才能」とか「運」とかで片付けられる職業でもあります。

でも、理系出身の私はそういった「掴みどころ」のない物が大嫌いです。そこで「営業」と言う職業をどのように理論的にするか。

誰でも成果が出るように出来ないのか。

を模索しながら、もがいていました。そしたらついに「神本」に出会いましたのでご紹介させて頂きます。

「営業」という「不確かな職業」をノウハウの存在する「確かな職業に」変えて、成果を出したい営業パーソン全員にお勧めします!

その本の名は、

何冊も営業に関する本を読みましたが、結論としてはこの1冊だけで良かった。
その理由をご説明していきます。




お勧めポイント①/説得力が抜群

野村証券で最年少記録を次々と樹立した「伝説」の元営業マン(今は社長さん)の冨田和成さんの本です。
誰かの行動を参考にする時、下記2項目を網羅していて、初めて信頼出来るのでは無いでしょうか。
・実績を出している
・論理的である
実績は凄いけど、なんか言っていることがめちゃめちゃ。とか
理論的やけど、その人ただのニート。
とかだと、説得力が無く
参考にしてホンマに結果出るかな?
と疑心暗鬼になると思います。
しかし、冨田さんは先述の様に野村証券(日本のトップ企業)で最年少記録をバンバン出した人。
加えて、本の内容がとても論理的で誰にでも真似できます。
実績+論理的なので、本の内容がとても参考になります。

お勧めポイント②/飾っていない

そんなすごい人って、生まれながら凄かったんやろ?

と思いますよね。僕もそう思いながらこの本を開きました。

でも、最初は成績が半分より下で夜更かしをして寝坊とかしてたそうです。

そこでIzmaliはもう超好感。

「え、別に最初からすごかった訳では無いんや」

となり、内容への信頼性がとても増しました。

ただ、冨田さんは超努力してます。でも努力さえすれば、高みを目指せると気づいた時ほど勇気が沸く事はありません。

超一流営業マンも最初からできた訳じゃない。
だから僕らも、「方法を学べば成功出来る」

お勧めポイント③/営業への固定概念が覆る

営業へのイメージ、もしくは営業パーソンが持っている考えは本当に真っ二つに分かれます。

①ストレス三昧
「とにかく頭を下げ、毎日が我慢の連続で、常にストレスを抱えている」

②ストレスなく、毎日成長が実感できる最高の仕事
「顧客に必要とされ、日々成長が実感でき、しかもストレスフリーな職業」

私も現役の営業職ですが、周りの声を聞くと本当に真っ二つに割れます。

しかもその割合は①:②=1:9くらい。

大多数の方が「営業はストレス三昧の毎日だ」と思っています。

実はそうではなく、様々な手法と考えをもちいることで誰でも②のレベルまで行けますよ

という事を教えてくれます。

お勧めポイント④/成果を上げる方法が網羅されている

詳しい所は本書に譲りますが、この本はこれまでの営業(方法論のないもの)から、新しい営業(誰でも成果を出せるもの)にアップデートするための方法について詳しく書かれています。

内容は大きく下記の通り。

①「個人商店」から「組織営業」へ
②「機転勝負」から「型化」へ
③「画一的アプローチ」から「最適化されたアプローチ」へ
④「御用聞き」から「仮説営業」へ
⑤「セールス重視」から「マーケティング重視」へ

恐らく営業職にの方ならばどれもある程度想像がつくと思いますが、詳しく書くと下記のような感じです。
①組織間でノウハウが共有されず、1人で頑張っている
②訪問先でのトーク、アポどりなど「機転」に任せて毎回考える時間が必要
③何となく上司や先輩に教えてもらった手法をずっと使っている
④訪問した際に「何かお困りごとはありませんか」がニーズを引き出す方法と思っている
⑤作戦立てせず「足で稼ぐタイプ」
日本のほとんどの営業はこれらのタイプなので、
「とにかく頭を下げ、毎日が我慢の連続で、常にストレスを抱えている」職業になってしまいます。
この状態から脱出して、
「顧客に必要とされ、日々成長が実感でき、しかもストレスフリーな」職業
になる方法と冨田さんの実体験が詳細に記載されています。

まとめ

この記事を読んで下さっている方は、きっと営業職で現状をブレイクスルーされたい方だと思います。

基本的に世の中の営業に関する本は「筆者の主観」であったり、「根性論や1回の成功体験に頼っていて、転用性が無い」ものです。

しかし本書は従来の「営業本」に関する常識を打ち破り、誰でも成果の出せるし思考法として書いています。

私もいろんなことを勉強して、試して失敗ばかりの日々にこの本に出会えて本当に助かりました。

現状を打開したい営業パーソンの方の参考になれば幸いです。

本日もここまで読んで下さり有難う御座いました。

今日も昨日より1歩でも前に。

Izmali