大学院受験や転職、昇格試験でTOEICスコア600点が必要になった方へ。
「Toeicで600点をクリアするための勉強法を知りたいな~」
「英語は昔から自信がないけど、600点なんて点数取れるのかな?」
といった悩みを抱えていませんか?
本記事では、これらの悩みを解決します。
- Toeicで600点をクリアする為の勉強法
- Toeic600点の難易度が分かる。【誰でも出来る自信がつく】
この記事を書いてる私は、TOEIC805点所有の食品企業の営業マンです。勤務地は東京ですが、アメリカやシンガポールの会社と英語で取引をしています。
営業で学んだ「効率」と理系の勉強で学んだ「理論」を駆使して、TOEIC600点獲得の解説をして参ります。
Toeicで600点をクリアする為の勉強法
早速、TOEICで600点を獲得する為の勉強法について、順を追って解説していきます。
全ての基礎となる「単語」を習得する
TOEIC600点の壁を打ち破るには、単語の学習から始めましょう。
理由は簡単で、「読む」、「聞く」は勿論、「書く」、「話す」全てにおいて、単語が必要だからです。日本語における「ひらがな」のようなものですね。
単語が分かれば、難解な文章は分からなくとも大体の意味は理解出来ます。単語学習をきっちりと行うだけで、TOEICの点数が上がる事例は少なくありません。
と言う方に向けて、こちらの記事にまとめてあります!
単語学習は効率重視。学生時代の様にとにかく時間をかけて単純作業で覚えるのは辞めましょう。その学習法だと時間が掛かり過ぎますし、すぐに忘れてしまいます。
各セクションで取るべき点数を理解する
単語学習を進めながら各セクションで取るべき点数を理解しましょう。
まずは単語をやってから!だとダラダラしてしまうので、同時並行で進めましょう。
やみくもに問題を解き進めるよりも、このセクションでは○○問正解すれば良い!
と理解出来ていた方が心理的に楽になりますし、目標が具体的になるのでやる気も上がります。
では、具体的に各セクションで何問づつ正解すればいいを見てみましょう!
前提として、Toeicのリスニングとリーディングの構成は以下の通りです。
・Part1~4:リスニング45分・100問
・Part5~7:リーディング75分・100問
出題形式は「毎回同じ」なので、各セクションでどんな問題が出るかを知っているだけで試験中に余裕が出ます!
990点満点中の600点=600÷990≒61%の回答率を各セクションで目指しましょう。
そして、それぞれのパートの問題数と出題形式は下記の通り。
ご参考までに、目指したい正答数についても記載しました。
リスニングでは、Part1、リーディングではPart5が得点を取りやすいので、これらのパートでは得点を稼ぐ意識を持ちましょう。
Toeicは統計学的に点数が算出されるので、61%正解出来れば必ず600点に到達するわけではないです。
参考:トイグル
61%の回答率を目安としてとらえ、それ以上の正答率を目指しましょう!
実際にテストを受けて正答数を確認する
ここまで理解出来たら、まずはテストを受けてみましょう。
なぜなら、目標の61%の正答率に対して、現時点でどれだけの差があるかを確認できるからです。
現時点と目標との差を理解して、埋める為の勉強を進めて行けばOKです。
最初から本番を受けるのはお金もかかりますし、低い点数でみじめな思いをしたくないですもんね。その気持ちすごく分かります。
そんな方には公式問題集がおすすめです。圧倒的なコスパで、自宅で本番さながらのテストを受けることが出来ますよ。私も最初はここから始めました。
公式TOEIC Listening & Reading問題集(6)
・公式テスト:6,490円/回(税込)
・公式問題集:1,650円/回(税込)
1回の受験料が約1/4!
ご覧の様に圧倒的にコスパが優秀ですので、こちらからスタートするが効率的です。
正答数によって、大体の得点を予測できる「換算表」が付いているのも嬉しい点です。
弱点を補強する
各セクションごとに正答率を出して、自分が弱い部分を補いましょう。
※同時並行で単語の学習を進める事も忘れないで下さい。
ほとんどの方は、Part5~7(リーディングの部分)をメインで鍛える事になるでしょう。
理由は、リーディングの方が得点を取りにくいからです。
これは実際にデータでも示されています。リーディングの方が高得点の割合が低いですよね。
私が805点を取得した場合もそうであり、周囲800~900点の人材もやはり同じ傾向です。
リーディング(Part5~7)対策にお勧めの参考書も貼っておきます。
中学英語からやり直したい!と言う方に向けてはこちらの文法本がおすすめです。
中学英語は基礎の部分になります。「忘れているかも!」と不安になる方は、読んでおくと今後の勉強効率UPに繋がりますので、おすすめです。
こちらは、「はじめて英文法を学習したいと考えている方々」や「大人になってから英文法の学習を始めたい方」向けに書かれています。解説も丁寧で分かりやすく、おすすめです。
基礎を学んだ後はひたすら本番形式!です。頑張りましょう!
ご覧の様にPart7は1冊の本が出来上がるほど。出題問題数も最も多く、攻略に時間がかかるセクションです。私もそうでしたが、「タイムアップで問題を解ききれない」場合が多いです。最も力を入れて対策をしましょう。
ちょっと中~上級のイメージなので最後でOKです。Toeic650~900を狙う場合におすすめの文法本です。
リスニングは何冊もやるより、上記でご紹介の教材のCDを聞く。そして、自分もそれを発生する事でリスニング力は向上していきます。私も周囲もリスニング用の教材は購入していません。
あえて言うのであれば、公式問題集がおすすめです。
Toeic600点の難易度について
ここまでで、600点取得の為の勉強法をご説明して参りました。
そうは言っても、600点は本当に手の届く範囲なのかなぁ?
と言う疑問が残ると思います。この章ではその疑問を払拭していきます。
全体でどれくらいの位置づけ?
Toeicで600点を取得することは、平均以上の英語力を持つことになります。
こちらのグラフは2020年1月テストの得点者の割合を示したグラフです。
横軸が点数、縦軸が得点者の割合です。595点以降は少数派になっていき、ここから上が「平均よりも上」という事になります。
過去テストの実績を見ても、平均点は590点台です。
600点あれば、英語力は平均よりも上!と言えます。逆に言えば平均よりも少し上にいく事が出来れば600点取得出来るのです。
高すぎる目標だから、、、ではなく、平均よりも少し上に行ければいい!というマインドで勉強を進めて行きましょう。
勉強時間の目安はあてにならなない
Toeicで100点上げるには、100時間の勉強が必要!
こんなデータをご覧になった事はありませんか?そして、1日1時間勉強を100日継続しても100点しか上がらないのかよ~と諦めてしまう人を多く見かけます。
しかし、時間はマジでにあてにならないので無視しましょう。
実際、私がToeicの勉強をして得点が550→730に上がった際は、30分の勉強を3か月継続でした。時間にして45時間です。
と言われるかもしれません。しかし1か月間ニューヨークに留学し、英語漬けの毎日を過ごして、帰国した際に受けたTOEICの点数は
530→550でした。。。笑
重要なのは、「効率」と「質」です。良質な教材を選び、集中して毎日継続して勉強すれば誰でも能力は伸ばすことが出来ます。
私の友人で300点台から500点台に一気に駆け上がった友人もいます。
「中学英語からずっとさぼってきて、英語なんて勉強したことがない」
「卒業以来、10年近く英語に触れていない」
どんな方でも効率と質を重視することで、点数を伸ばすことが出来ます。
是非、ここまでご紹介下勉強法をお試しいただければと思います。
まとめ
Toeic600点取得の勉強法と、そこまで難易度が高いものではない事をお分かり頂けましたら幸いです。
それらが分かったなら、後はやるのみ!です。
Toeicで600点を取得する事で、人生の景色を変えて行きましょう。
本日もここまで読んで頂き有難う御座いました。
Izmali Shining